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4月3日に、心機一転してしまう話

 

日本酒7合も飲んだので、相当ひどいだろうと覚悟していたのだが、思いの外、二日酔いは軽かった。

たぶん途中で、牛乳とコーヒーを挟んだからだと思う。

 

「アーーッ!悪酔い防止のために事前に飲んでおこうと思った牛乳を、すっかり忘れていたぁーー!」

 

と、そんなに注目されてないところで、一人叫んでいた。すでに相当酔っ払っていた。
でんちゅうさんだけ、お愛想で笑ってくれていた。

 


牛乳のおかげかなんなのか、目覚めてすぐのムカつきは思ったほどではなく、あくびが普段より大きい程度の被害に収まっていた。

 

 

お勤めなので、例によって8時15分頃、家を出た。

(このブログをよく読んでくれるあなたは、もうそろそろ僕の生活リズムがつかめてきたことでありましょう。)

 


少し引いちゃうくらい、いいお天気だった。
昨日から、上着を春用のものに変えているのだが、それでも十分あったかいくらいの日差し。

花の咲くような、例のたくあんみたいな匂いがして、なんとも言えない気分になってしまう。

 


僕は春の「心機一転」ムードが嫌いなんだけど、
否が応でも心機一転しないといけないような、そんな感じの生ぬるい陽気だった。

 


僕は何にも変わってないのに、世界は変わってしまうのねぇ。

僕の友人たちは今頃、東京やら大阪やら名古屋やらの大きな会社で、入社式なりなんなりに出席しているのだろうと思うと、

俺は何をやってるんだろうなぁ・・・と、また情けなくなってくる。

 


自分をなんとか保ちたくて、出囃子音源を聴きながら歩いていた。
今は耐える時期なんだな、と思う。いろんなことに。

耐えられないわけないのです、10年耐えてきたことなのですから。

 

 

気がつかぬ間に、どうやら僕も心機一転していた。

 

頑張るしかないなぁと思っているうちに、もう最寄り駅は目の前だった。

新社会人らしき人たちをたくさん見つけて、またげんなりする。

 

けれど、仕方ない。大切なのは、心まで貧しくしないことだ。

30年かけて大逆転するために、今日がまず最初の一転なのである。

 

 

何言ってんだ。