2月27日に、派遣バイトが始まった話

派遣バイトの初日だった。

初日なので、派遣会社までいって、営業の人と待ち合わせ。一緒に派遣先まで行くらしい。初日だから。

 

営業担当の女性は、キレイに見える。キレイを見飽きてる人はそうじゃないのかもしれないけど、ぼくは見飽きてないので、キレイに見える。
似ている芸能人を考えたけど、女芸人にAV女優を混ぜなきゃいけなくなったので、やめた。

 


派遣先は、派遣会社のすぐ近くだった。頑張ってくださいと言い残して、営業担当の女性は帰っていった。恋するかと思った。

 

派遣先は、壁や装飾品が何やらカラフルで、トイザらスみたいな椅子を休憩室に設置していた。仕事内容は、守秘義務なんかが怖いので、ここでは言えない。

 

研修は地味だ。ひたすら、コンプライアンスについての話を聞き続ける時間。とはいえ、時給が発生するのはありがたい。向かいの席の兄ちゃんはずっと白目をむいていた。

 

休憩時間、ロッカーの鍵を開けようとした。研修の序盤に配布された、ナンバー式の南京錠だ。
開かなかった。教えてもらった通りのナンバーに合わせているのに。

 

研修中に、壊したら500円自腹と聞いていたので、なんとか開けようと立ち向かう。同じく研修中の女性が、心配そうにこちらを見ていた。恋するかと思った。

 

10分ほど格闘して、なんとか鍵は開いた。中学時代に友達から聞いた「南京錠破り法」が、役に立った。義務教育も捨てたもんじゃない。

 

南京錠破り法については、警察の目が怖いのでここでは書けない。